技術を愛する弁護士。
00年東京大学工学部卒、02年同大学院修了。同年弁理士試験合格。
ソニー株式会社知的財産部にて、コンピュータ、ソフトウェア関連の特許リエゾン、FTO調査、権利形成業務、海外紛争等を担当。
11年に弁護士登録後、大野総合法律事務所にて、特許訴訟、特許出願明細書作成等の国内知財法務、特許業務経験を積んだ後、15年~23年、上海のIP FORWARDにて、中国法務・中国知財法務に従事。
テクノロジーやコンテンツを通じた、人と人との目に見えない交流こそ、平和の第一歩と信じています。今までもこれからも、そこに携わるクライアントの方たちが大事にしているものを、私も大事に守っていきたいと思っています。
私が大切にしている思い:note

これまでの主な取り扱い分野は、
■契約・予防法務
・企業間契約作成、レビュー等(技術ライセンス契約、コンテンツライセンス契約、秘密保持契約、製造委託契約等の、日・中企業間契約を中心とする渉外契約、及び、日本企業間の基本取引契約、業務委託契約等の国内契約)、ビジネスフェーズに応じた契約アドバイス
・営業秘密管理体制の構築支援とアセスメント
・日本及び中国その他海外におけるFTO調査
■日本知財法務
・日本における特許権侵害訴訟、商標権侵害訴訟、不正競争防止法訴訟、特許権無効審判等において、代理人として対応
・AI関連、ソフトウェア、ビジネスモデル、構造系等の技術分野における特許出願明細書の作成
■中国知財法務
・中国における特許権侵害品、形態模倣品等の知財権侵害案件における、エンフォースメントと無効化対策を含めたトータルアドバイス、戦略提案
・侵害鑑定、無効鑑定
・警告、訴訟、行政法執行及び無効審判、鑑定機構への技術説明書や大学教授等の専門家意見の各種ドラフト作成、ファシリテーション
・日・中企業間のライセンス契約紛争に係る国際仲裁案件
・職務発明規程の作成、グローバル規程導入時のアドバイス
 
講演・セミナー
2023年
・公正取引委員会 競争政策研究センター「中国における標準必須特許をめぐる法制の動き」
・日本知的財産協会主催「中国専利権侵害の理論と実務 – 自社権利侵害対策と他社権利への防御 」
2022年
・東北大学「こんなに違う!ここに注意!中国特許法制度の基礎ーエンフォースメントを中心にー」
・ジェトロ東京主催「中国、タイ、ベトナムにおける営業秘密漏えい対策セミナー」(中国パート)
・日本知的財産協会主催「中国専利権侵害の理論と実務 – 自社権利侵害対策と他社権利への防御 」
2021年
・日本知的財産協会主催「模倣品対策・知的財産権侵害対策最新実務」
・ジェトロ東京主催「中国、タイ、シンガポールにおける営業秘密漏えい対策セミナー」(中国パート)
2020年
・ ジェトロ東京主催 「中国における営業秘密漏えい対策セミナー」
2019年
・知的財産研究所主催 「中国における専利権侵害対策」
・経済産業省省内研修 「中国における営業秘密侵害の実態と管理上の課題」
・ジェトロ(北九州、広島、東京)主催 「中国における企業秘密の守り方」
・ジェトロ上海主催 「中国における企業秘密の守り方」
 
著作・論文等
2023年
・国立研究開発法人 科学技術振興機構 「5G移動通信技術をめぐる知的財産法制の動き」
・中国年鑑「要覧 知的財産権」、「動向 知的財産権」
・株式会社商事法務 NBL1238(2023.3.15)号「『足下』から見直す、中国における営業秘密保護  ――従業員管理のための契約・規程のポイントを中心に」
2022年
・日本ライセンス協会 LES JAPAN NEWS vol.63, No.4「中国専利権侵害訴訟における損害賠償額の算定」
・国立研究開発法人 科学技術振興機構「双循環戦略の中の知財政策
・中国年鑑「要覧 知的財産権」、「動向 知的財産権」
・日本弁理士会 月刊パテント4月号「中国におけるプロダクトバイプロセスクレーム/製造方法クレーム‐侵害立証責任負担軽減のための実務的手法の検討を中心に‐
2021年
・神奈川新聞、中国新聞他、多数掲載論評「『足元』から自社の経済安保体制の見直しを」
・日本知的財産協会「知財管理」Vol.71「中国における他者特許対応の実務」
・映像産業振興機構 中国コンテンツ関連契約書雛形集(一般条項、映像化ライセンス、音楽ライセンス、アニメ制作委託契約パート他)
・中国年鑑「要覧 知的財産権」
2020年
中国における営業秘密管理マニュアル
・日本知的財産協会「知財管理」Vol.70「中国知財訴訟における証拠収集の実務-特許権侵害訴訟を中心に」
・中国年鑑「要覧 知的財産権」
2019年
・月刊「ジュリスト」1537号執筆「中国知財訴訟の現状と課題」

他多数