弁護士(シティライツ法律事務所、東京弁護士会)。Creative Commons Japan理事。Arts and Law理事。グッドデザイン賞審査委員。慶應義塾大学SFC非常勤講師。note株式会社などの社外役員。テック、クリエイティブ、都市・地域活性化分野のスタートアップから大企業、公的機関まで、新規事業、経営戦略等に関するハンズオンのリーガルサービスを提供している。著作に『法のデザイン −創造性とイノベーションは法によって加速する』(フィルムアート社)、連載に『新しい社会契約(あるいはそれに代わる何か)』(WIRED JAPAN)など。

Lawyer/Attorney at Law (City Lights Law) based in Tokyo. He specializes in Tech, Urban development, Art and Design Law. He has a deep knowledge of open source strategies and sharing culture. He is also a board member of Creative Commons Japan and Arts and Law,a Part-time lecturer at Keio University SFC. He is the author of the book “Legal Design – Accelerating Creativity and Innovation through Law”, a series of articles “New Trust, New Social Contract” in WIRED JAPAN, and the co-translator of “Open Design”.

経歴(役職、公職等)
・Arts and Law理事(2011-)
・Creative Commons Japan(特定非営利法人コモンスフィア)理事(2013-)
・慶應義塾大学SFC・非常勤講師(2019-)
・グッドデザイン賞・審査員(2018-2020、2022−)
・note株式会社(旧:ピースオブケイク)社外取締役(監査等委員)(2020-)
・株式会社デジタリフト(旧:電子広告社)・社外監査役(2018-)
・スタートバーン株式会社・社外監査役(2018-)
・JST/RISTEX・ゲノム倫理研究会メンバー(2019-)
・JST/RISTEX・科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践研究開発プログラム・プログラムアドバイザー(2020-)
・一般財団法人READYFOR財団・監事(2022-)
・一般社団法人オープンソースAI協会・理事(2022-)
・大丸有スマートシティプロジェクト・アドバイザリーボード委員(2023-)
・高輪ゲートウェイ駅周辺地区スマートシティ実行計画策定委員会委員(2023-)
・東京大学・UTokyo Compass推進会議(旧・未来社会協創推進本部)アドバイザリーボード(2024-)
・シビック・クリエイティブ・ベース東京(CCBT)アート・インキュベーション・プログラム審査会委員・メンター(2024)
・九州大学グローバルイノベーションセンター(GIC)客員教授(2021-2024)
・経済産業省「これからのデザイン政策を考える研究会」(2023)
・内閣府・知的財産戦略本部・構想委員会・コンテンツ戦略ワーキンググループ委員(2023)
・国土交通省「まちづくりのデジタル・トランスフォーメーション実現会議」委員(2022)
・経済産業省「アートと経済社会を考える研究会」委員(2022)
・一般財団法人ジェネラティブアート振興財団・評議員(2022-)
・JST・未来社会想像事業「個人に最適化された社会の実現」領域・評価委員(2021-)
・21_21 DESIGN SIGHT「ルール?展」ディレクターチーム・メンバー(2021)
・東京大学人文社会系研究科文化資源学・非常勤講師(2019-2021)
・内閣府・知的財産戦略本部・構想委員会・コンテンツ小委員会・デジタル時代における著作権制度・関連政策の在り方検討タスクフォース・構成員(2020)
・経済産業省・オンラインサービスにおける身元確認に関する研究会・委員(2020)
・株式会社アブストラクトエンジン(旧:株式会社ライゾマティクス)・監査役(2019−2021)
・経済産業省・国際競争力強化に向けた日本企業の法務能強化の在り方研究会・実装WG・委員(2019)
・一般社団法人Public Meets Innovation・Big Picture Board(2018-)
・経済産業省・国際競争力強化に向けた日本企業の法務能強化の在り方研究会・委員(2018)
・株式会社tsumug・監査役(2017-2023)
・特許庁・デザインの創作活動の特性に応じた実践的な知的財産権制度の知識修得の在り方に関する調査研究・編集委員(2017)
・JST/RISTEX/HITE「日本的Wellbeingを促進する情報技術のためのガイドラインの策定と普及」メンバー(2016-2019)
・慶應義塾大学SFC研究所上席所員(2015-2021)
・株式会社カブク・監査役(2015-2017)
・Fablic株式会社・社外監査役(2013-2016)
・京都精華大学・非常勤講師(2016)
・慶應義塾大学SFC研究所・上席所員(2015-)
・経済産業省・3Dプリンタ等による新たなものづくりの健全な発展に向けた委員会・委員(2015)
・総務省・ファブ社会の基盤設計に関する検討会・構成員(座長代理)(2015)
・総務省・ファブ社会の展望に関する検討会・構成員(2014)
・武蔵野美術大学・非常勤講師(2014)
・一般社団法人マザーアーキテクチャア・監事(2013-)

 

著作・論文等

【著作】
・『法のデザイン −創造性とイノベーションは法によって加速する』(フィルムアート、2017)
・『ルール?本』(共著、フィルムアート社、2024)
・『先読み!ITxビジネス講座 画像生成AI』(共著、インプレス、2023)
・『表現を究める スタディサプリ・三賢人の学問探究ノート』(共著、ポプラ社、2021)
・『0→1(ゼロトゥワン)を生み出す発想の極意』(共著、日本経済新聞出版社、2018)
・『デジタルで変わる宣伝広告の基礎』(共著、宣伝会議、2017)
・『これからの僕らの働き方』(共著、早川書房、2017)
・『秩序なき時代の知性』(佐藤優氏との対談、ポプラ新書、2016)
・『オープンデザイン 参加と共創から生まれる「つくりかたの未来」』(共同翻訳・執筆、オライリー・ジャパン、2015)
・『クリエイターのための渡世術』(共著、ワークスコーポレーション2013)

【論文、記事等】
・「新しい社会契約〔あるいはそれに代わる何か〕について」(WIRED JAPAN、2019-)
・「「禁止」に流れやすい? 「守る」だけじゃないルールとの向き合い方」(朝日新聞デジタル、2024)
・「(耕論)「ルール守れ」に縛られ」(朝日新聞、2024)
・「生成AIと著作権 基礎講座」(美術手帖2024年10月号、2024)
・「地域の暮らしを未来へつなぐ、コモンスペース(共用空間)のこれから」(『The LINEs RIA 領域の拡張、共用空間の実践』(新建築、2024)
・「EU、デジタルで促す循環経済」(NIKKEI Digital Governance、2024)
・「いま、法務に求められるもの」(ジュリスト、2024)
・いとうせいこう『親愛なる』文庫版・解説(BCCKS、2024)
・「生成AI開発・利用における法的留意点を10分で把握する」(「コンピュータビジョン最前線 Summer 2024」(共立出版)、2024)
・「文化経済政策のリーガルデザイン」(『クリエイティブ・ジャパン戦略 文化産業の活性化を通して豊かな日本を創出する』収録(白桃書房、2024)
・「ダークパターン(ディセプティブパターン)に関する日本の法規制の視点と動向」(ハリー・ブリヌル著『ダークパターン 人を欺くデザインの手口と対策』(BNN)解説、2024)
・「オープンソースと著作権」(NBL、2024年5月(1265)号、2024)
・「所有のデザインで未来を変える」(マイケル・ヘラー、ジェームズ・ザルツマン著『Mine! 私たちを支配する「所有」のルール』(早川書房)解説、2024)
・「「修理する権利」広がるか 米国で法制化、Appleも動く」(日本経済新聞、2024)
・「芸術文化の担い手は生成AIとどのように向き合えばよいか」(アーツカウンシル東京、2024)
・「著作権から考える、生成AIの社会実装のデザイン」(アイデア404号、2023)
・「AI製造物に関する責任と「修理する権利」」(ビジネス法務2023年12月号、2023)
・「生成AIが問う「著作権とは」」(毎日新聞、2023)
・「ChatGPTが変える法務・知財・データ戦略」(NIKKEI LIVE、2023)
・「文化的な道具としての法の可能性」(広告、2023)
・「「まちづくり DX」の法的課題 オープンデータ化、3D 都市モデルの作成、都市計画法との接続にあたって」(新都市2023年1月号、2023)
・「ELSI/RRIの潮流とルール形成における法務の役割」(NBL2023年1月号、2023)
・「未来の都市に求められる新たなルール設計」(「The Guide to Next Urban Science」、2022)
・「生成AIの衝撃と責任あるガバナンス」(ビジネス法務2023年2月号、2022)
・「建築論壇 オープンスペースと緩やかなルール」(新建築(2022年12月号)、2022)
・「「ELSI/RRIの谷」と研究者によるボトムアップ型ルールメイキング」(JST/RISTEX「科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践研究開発プログラム(RInCA)」、2022)
・「コモンズをデザインするルール」(『カルチュラル・コンピテンシー 経済と人間のこれからの関係』(BOOTLEG)収録、2022)
・「3D都市モデル作成・利用における法的課題」(「建築情報学会白書2021−2022」(建築情報学会)収録、2022)
・「政策デザインの可能性と課題」(Nextcom、2022)
・「小さく、一つずつルールを生成していくためには」(建築雑誌、2022)
・「著作権に関する意思表示・権利状態表記ツールの取組み ~クリエイティブ・コモンズ,Rights Statementsを例に~」(情報の科学と技術、2022)
・「法やルールによってウェルビーイングはつくれるか?」(NTT社会情報研究所「ウェルビーイング社会の実現に向けた社会システム変容の研究」、2022)
・「アジャイル・ガバナンスを担う企業の役割」(NBL2022年1月号、1209号、2022)
・「モダニズムとオープンソース」(『Hackability of the Stool スツールの改変可能性』、2022)
・「死者のデータと法制度─個人データ、肖像・パブリシティ権、デジタル資産などの観点から」(『RE-END 死から問うテクノロジーと社会』(BNN)収録、2021)
・「DECODE(Decentralized Citizens-Owend Data Ecosystem、分散型市民保有データエコシステム)解説」(a+u、2021)
・「ルールという制約が生み出す自由」(WORK MILL、2021)
・「建築家の表現と権利(芦沢啓治氏、乾久美子氏との対談)」(建築雑誌(2014年4月号)、2021)
・「データプライバシーとアイデンティティの行方」(YCAM「鎖国[Walled Garden]プロジェクト」、2021)
・「AI創作・生成物が変容させる創造性について」(人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)編著『S/N S氏がもしAI作曲家に代作させていたとしたら』、2021)
・「DXのためのリーガルデザイン」(三田評論、2021)
・「タクティカル・アーバニズムとルールメイキング」(LIXIL、2021)
・「After GDP(GrossDomesticProducts)」(Casa BRUTUS特別編集『バンクシーとは誰か?』、2021)
・「知財ファースト主義」(知財マガジン「LIGHTS」、2021)
・「人新世と法」(JST/RISTEX「人と情報のエコシステム(HITE)」、2020)
・「新型コロナウイルスの影響を法的観点から鳥瞰するために」(WIRED JAPAN、2020)
・「これからの著作権」(広告、2020)
・「ウェルビーイングと法のデザイン」(『わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために ーその思想、実践、技術』(BNN)収録、2020)
・「ルールメイキングとハッキングを循環せよ」(WIRED JAPAN、2019)
・「法の余白、都市の余白」(『アナザー・ユートピア 「オープンスペース」から都市を考える』(NTT出版)収録、2019)
・「著作権法のリーガルデザイン ver.1.0」(著作権研究、2019)
・「ストック社会における法の役割」(建築雑誌、2019)
・「ダウンロード違法化拡大法案から考えるネットビジネスの土壌」(ジュリスト、2019)
・「サイトブロッキングが殺したのは誰か」(新潮、2018)
・「クリエイターのための知財10問10答」(仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム、2018)
・「「フットボール・リークス」というサイファーパンク」(SHUKYU Magazine、2018)
・「AIという他者との学び合いを最大化する」(グッドデザイン賞フォーカスイシュー・ディレクター提言、2018)
・「「ぼくたちのインターネット」を取り戻すためにできること」(アンドリュー・キーン『インターネットは自由を奪う』(早川書房)解説、2018)
・「デザイナーのための知財10問10答」(仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム、2018)
・「ポストインターネット時代の法とデザイン 知恵蔵裁判からクリエイティブコモンズまで(鈴木一誌氏との対談)」(アイデア378号、2017)
・「図書館のリーガルデザイン」(ライブラリー・リソース・ガイド、2017)
・「GitLaw 法令のバージョン管理の可能性と課題」(行政情報システム、2017)
・​「​3Dデータが知的財産法に提起する課題〜純粋/応用美術あるいは平面/立体の区別を超えて〜​」(パテント、2017)
・「オープンアクセスとクリエイティブ・コモンズ採用における注意点:開かれた研究成果の利活用のために」(情報管理、2016)
・「イノベーターを支援するための次世代知財制度に向けて」(知財研フォーラム、2016)
・「21世紀法律相談所」(WIRED JAPAN、2016)
・「触発するアーカイブへ:アーカイブの権利処理と二次利用」(金沢21世紀美術館紀要、2016)
・「エイベックスはJASRACから離脱するのか」(ミュージック・マガジン、2016)
・「デザインの法的保護とその限界 五輪エンブレム問題を通して」(法学教室、2015)
・「誰もが共有可能な「余白」を設計するとき、法はイノヴェイションを加速させる」(WIRED、2015)
・「Europeana Fashion IPR Guideline」(翻訳、Vanitas、2015)
・「3Dプリンティングの法的課題とその解決」(システム/制御/情報、2015)
・「ルールを乗り越えるための創造性はいかに生まれるのか」(情報科学芸術大学院大学(IAMAS)紀要、2015)
・「風営法改正と都市のリデザイン」(ミュージック・マガジン、2015)
・「3Dプリンタがある社会の展望 〜法律家の視点を交えて〜」(パテント、2015)
・「法のデザイン 〜インターネット社会における契約、アーキテクチャの設計と協働」(Business Law Journal、2015)
・「高度情報化社会と文化芸術を豊かにするための著作権」(g-sphere、2014)